子育てに正解はありません。しかし、子供が成長した後に「もっとこうしていればよかった」と思ってしまったことはありませんか? 今回は筆者が知人から聞いた、【育児で後悔していること】についてお話します。

娘は自力で大学に行き、実家を出て行った。一方、大事に育てた息子は……

娘は高校を卒業したあと、働きながら自分のお金で夜間の大学に通い始めました。

私も主人も「どうせ続かないだろう」と思っていましたが、予想に反して見事卒業。その後一人暮らしを始めた娘は、実家にほぼ帰って来なくなりました。

一方、息子はというと、大学で遊び呆けて2回も留年。なんとか卒業はしましたが、就職できずにそのまま実家の自分の部屋に引きこもるように。

主人や私が、息子の代わりに就職先を探してあげたこともありました。しかし、入社試験を受けるように言っても「働きたくない」の一点張り。ちなみに息子は40歳を超えた今でも、1度も職歴がないまま、自分の部屋に引きこもっています。

「これでは老後の面倒を見てもらうどころではない」焦った私は、10年ぶりに娘に連絡をとりました。すると娘は知らないうちに結婚しており子供もいて、おまけに大企業勤めの会社員になっていたのです。

私は「結婚した時や子供ができた時、どうして連絡してくれなかったの? 親としてお祝いできなくて悲しいし、孫の顔が見たい」と嘆きましたが、娘からは冷たく「私のこと、家族だと思ったことないでしょ。もう、お葬式まで会うこともないから」と突き放されてしまいました。

当時は良かれと思ってしていたことでしたが、私が思っていた以上に、私は娘を傷つけてしまっていたようです……。最近、旦那の体調が良くないこともあり、今後が不安ですが、自業自得ということでしょうか。もっと息子に厳しくしていたら、また娘を大切にしていたら、また違った未来があったのかもしれません。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。