結婚と同時に新たに結ばれる、義実家との関係性。
なかなか切っても切り離せない関係になるからこそ、一定の距離感を保って仲良くしたいですよね。
でも、意地悪な姑に悩まされる方も少なくないようで……。
筆者の知人から聞いた、厄介姑のお話をご紹介します。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

近所のお嫁さんと比べたがる姑

私の姑は、はっきり言って【何でも優劣つけたがる性格】。

交際時から、姑がよく誰かの悪口を言っているのが気になりました。

とはいえ、そのときはそれほど問題視していなかったのですが……。

結婚を機に姑とも同居することになってから、大変な毎日が!

「あそこの嫁はよく働くのに」
「あそこの嫁は色々プレゼントしてくれるらしいのにねえ」

嫁である私を、ご近所のお嫁さんと比べては、文句ばかり。

私にネチネチ言うだけでなく『何にもできない嫁で困るわあ』とご近所さんにまで、言いふらしていたのです!

夫に助けを求めたが……

唯一救いだったのが、ご近所さんたちの優しさ。

付き合いも長いことから姑の意地悪さはよく分かっていたようで、姑の話を信じることなく、私に優しくしてくれました。

そうは言っても、顔を合わせれば嫌味ばかりの姑。

精神的に参ってしまい、とうとう夫に相談することに。

しかし返ってきた言葉は、私が望む答えではありませんでした……。

「母さんの悪口言うなんて」
「お前の方が性格悪いぞ」
「もっと母さんを思いやってくれよ」

そう、結婚してから気づいたのですが夫は大の【マザコン】!

家では私が常に孤立していて、悔し涙を流す夜が何度もありました。

姑に介護を求められたので

気が狂いそうになるときもありましたが、怖いもので数年も経つと、姑の嫌味にもすっかり慣れた私。

とはいえ、心のなかではずっと『絶対この恨みは忘れない!』と思っていました。

耐え続けること15年ほど、転んで痛めた腰が治らない姑から介護を求められるように。

『ここだ!!』と思った私。

「私ダメ嫁なので~」
「実母じゃないし義理もないですよね♡」
とニッコリ笑顔で断固拒否しました。

私からの思わぬ反撃に姑はびっくりして何も言えない様子。

その隙に夫に向けて
「だ~いすきなお母さんだもん、もちろんあなたが面倒みるよね♪」
と釘を刺しておいたのです。