『この人しかいない!』『この人と結ばれる運命だ!』と恋に盲目になった経験はありますか?
この場合、周りからいくら反対されても相手を追い続けてしまい、その結果痛い目に遭うことも……。今回は筆者の知人A子から聞いた、恋愛の後悔エピソードをどうぞ。

仕事一筋だった

私は、入社してから15年間ずっと仕事一筋で頑張ってきました。

その甲斐あってか社内では順調に昇格し、頼られる存在に。

その一方で、年を重ねるにつれて将来に不安も。

「このまま独り身で死ぬのかな」
「結婚できないのかな」

そう、私は仕事優先に生活してきたために、恋愛経験はほぼゼロ。

ここ数年は、彼氏どころか気になる人もできていませんでした。

でも、いつの間にか、周りの友人たちのSNSは結婚や出産報告で溢れるように。

幸せそうで羨ましくて仕方ありませんでした。

いざ婚活スタート、すると?

そこで、思い切ってマッチングアプリを片っ端から入れて婚活に励むことに。

たくさんの異性と会いまくった結果、3か月ほどで運よく素敵な彼と出会えました。

彼は私より6歳ほど年上の40代。

お互い結婚願望が強かったため、トントン拍子で入籍話になったのです!

母にも紹介したが……

私の実家にも挨拶に来てくれて、終始和やかなムード。

先に彼だけ用事で帰ってしまったので、私は『素敵な人でしょう?』と母に印象を尋ねたのですが……。

「あの人はやめなさい」
と忠告されてしまったのです!

「ずっと指示だけしてA子を動かせていた」
「せっかくA子がしてくれたことにも、いちいち文句ばかり」

確かに母に言われて気づきましたが、あまりこれまで気になるようなことでもありませんでした。

「外面はいいのかもしれないけれど、結婚したら苦労するタイプだよ」

そう母からは苦言を呈されてしまいましたが、それでも彼が運命の人と信じて疑わなかった私。

忠告を無視して、それから間もなく入籍したのです。