誰もが一度は耳にしたことがあるであろう【イクメン】。
育児に積極的に関わる夫を指すようですが、子どもができたならば夫婦で協力し合うことは当たり前ですよね。
今回は、自称イクメンの夫にまつわる、筆者の友人から聞いたお話をご紹介します。

育児に奮闘するママ

私は、生後半年の娘を育てる新米ママです。

初めての育児は、何をとっても大変なことばかり。

何度もインターネットや本で調べたり、母や先輩ママ友に話を聞いたりして、一生懸命娘を育てています。

寝不足が続く毎日ですが、自然と育児へのストレスは溜まっておらず。

というのも、娘の成長を感じるたびに愛おしくてたまらなかったのです。

妻に育児を任せっきりの夫

それでも1つだけ不満だったのが、夫の育児への意識。

「育休とってるんだから」
「時間はたっぷりあるでしょ」
「俺は仕事で忙しいの」

そう主張してきて、育児はほとんど私任せにしていました。

少し子どもを見てもらっていても『ママの方がいいって』と泣き止まない娘を5分ほどで私にバトンタッチしてくる始末。

その間にスマホゲームを楽しんだり、テレビで漫才を見て爆笑している夫の姿に腹が立っていました。

もちろん怒ることもありましたが、夫にはなかなか響かず。

そのうち面倒になって、とにかく娘の育児に集中するようになっていました。

そんなあるとき、義実家に行く用事が。

義父の60歳の還暦祝いのため、親戚も含めみんな集まることになったのです。

イクメンアピールするも……

そんなときに限って、夫が得意気にパパアピール!

「俺ってイクメンだから~」
「娘もパパっ子でさ♪」

しかし、夫が抱いた途端、娘は大号泣!

私が慌てて抱っこすると、途端に泣き止む娘。

それを3回ほど繰り返した結果、娘は夫の顔を見るだけで不安げな表情に。