今回は、そんな夫にブチギレた筆者の友人のお話です。
「俺も自由な時間が欲しい」
「子どもが寝ればいくらでも休めていいね」
そう嘲笑うように言われてしまったのです!
夫は食べた食器すら片付けず、後はゲームして寝るだけなくせに......。
これだけ忙しなくずっと動いているのに『子どもが寝たら自由時間がたっぷりある』という発言には失望しました。
妻がとった行動とは
『このままではダメだ』とさすがにブチギレた私。
「本当に休む時間があると思ってる?」
「常に何が起こるか分からない赤ちゃんを育てているんだよ!」
そう言って、赤ちゃんの育児記録のアプリを見せることにしました。
夫とも共有しているのですが、面倒に感じて絶対見ていないと思っていたアプリ。
案の定、夫は見ていなかったようで、赤ちゃんがどれだけ寝たり起きたりを繰り返すのか、泣いたり怒ったり大変なのか、初めて知ったような反応でした。
その結果
さらには夫が心配しては困ると思って隠していた、私の体中に出た発疹も見せつけることに!
私は極度のストレスを感じると蕁麻疹が出るタイプ。
それを見て、夫はギョッとしていました。
交際当初、新社会人となって多忙を極めたために蕁麻疹を発症したときには、とっても心配してくれていたのに......。
妻の変化にも気づかない夫になってしまったことが悲しくて、涙がこぼれました。
そんな私を見て、夫も失言だったと反省したのか、平謝り。
それからは少しずつですが、育児や家事に協力的になりました。
【体験者:20代・女性公務員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。