一生懸命考えた赤ちゃんの名前。たまたまママ友と被ってしまったら、正直複雑な気持ちになりますよね。ただ、中には意図的に名前をマネする人もいるようで……。今回はそんな経験をした、筆者の知人Aさんから聞いたエピソードを紹介します。
マジで信じられない……
「えっ!? 嘘でしょ!?」
数か月後、先に出産したBさんからのLINEを見たAさんは、開いた口が塞がりません。
「無事に産まれました~! いいアイデアをありがとう!」
この文章の後に、赤ちゃんと「ハヤト」と書かれた命名用紙の写真が添えられていたのです。
「えぇっと……私がつけようと思っていた名前を付けるってどういうつもり?」
「だってハヤトって聞いた瞬間、『これだ!』って思ったんだもん。もちろん同じ名前にしていいよ!」
悩んだ末に私が付けた名前
なんと、Bさんに名前を横取りされてしまったAさん。悔しかったAさんでしたが、もう他の名前は考えられないからと、後に産まれた赤ちゃんに「ハヤト」と命名しました。
それでもやっぱり、Bさんに対してはモヤモヤが止まらないと話すAさん。先に産まれたのはBさんの子供ですから、周りはAさんがマネをしたと勘違いしてしまうかもしれません。マネされたのはAさんなのに、あまりにも悲しすぎます……。
出産前に子供の名前を周囲に漏らすのは、このようなデメリットもあります。非常に稀なケースかもしれませんし、Bさんに悪気はなかったのかもしれませんが、トラブルを避けるために他人に伝えるかどうかは慎重に考えた方がよいでしょう。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2023年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。