あまりに無計画な散財の挙句、人を振り回す結果となれば、目も当てられません。
場合によっては、縁切りに繋がるケースもあり得るでしょう。
そこで今回は、筆者の知人女性Aから聞いた衝撃エピソードを紹介しますね!
夫の提案に絶句……
思いがけぬ突然の借金に慌てふためく夫は、あろうことかAにこのような提案をしてきました。
「そうだ! お前の指輪を一時的に質屋に入れようよ! それで作ったお金で、また競馬で勝てば取り戻せるからさ!」
夫の言葉に、Aは呆れ果てて声も出ません。
Aの指輪は、彼女の祖母から受け継いだ大事な形見なのです。
それを質屋に入れるなんて有り得ませんし、どうして夫の借金の為に、妻であるAが私物を手放す必要があるのでしょうか?
夫の言葉に幻滅したAは、これを機に夫との別れを決めたのでした。
手切れ金を渡して離婚
Aは夫に自分のヘソクリを手渡し「これで借金を返済して」と伝えました。
また、それを条件に夫に「離婚したい」と切り出したのです。
夫も始めの内こそ、Aとの離婚を渋りましたが、最終的には彼女の離婚話を受け入れました。
夫としても、借金を返済する必要があったので、背に腹は代えられないと思ったのでしょう。
長い人生、お金のことで困る場面も確かにあるかもしれません。
ですが、だからといって、人の物を勝手に売ろうとするのはいけませんよね。
ギャンブルが楽しいのはわかりますが、ほどほどにしないとまた同じことが起きるかもしれません。Aとの離婚を経て、夫にも今後は行動の在り方を考えて欲しいところです。
何よりも今は、Aの幸せな再スタートを応援しております!
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。