※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。
ママ友のホームパーティーに招待された
連休明けにママ友たちと雑談していたときのこと。
話題は「連休中にしていたこと」になりました。
A子が「知り合いの別荘に誘われて、子どもとバーベキューしてきた」と答えると、「バーベキューができる別荘があるなんてセレブ~」「バーベキューって、調理が楽なのに子どもが喜んでくれるよね」とバーベキュー談議に。
すると、目立ちたがりのママ友のB美がプライドを刺激されたようで、「うちでホームパーティーをするから来て!」とママ友たちを誘ってきました。
B美は「鉄板焼きをしよう!」と提案し、みんなで分担して食材を持ち寄ることになったのです。
案内された会場は……?
B美の自宅は、住宅街にある一戸建てです。
A子はてっきり家で行うのかと思っていましたが、B美はママ友たちを自宅前の野外スペースに案内してきました。
その野外スペースは、B美が所有する敷地ではありません。
近所の人たちも使う共有の私道でしたが、そこに大きな鉄板を置いてバーベキューのセッティングをしていたのです。
奥まった場所にあり、部外者が入ってくることはありませんが、住民たちが車の出し入れを行うスペースです。「この場所でやるの!?」とA子は驚いてしまいました。
だ、大丈夫!?
不安になったA子は「ここでやるの? 近所の人たちの許可はとった?」とB美に尋ねましたが、B美は「大丈夫、大丈夫! 近所の人たちは子育てに理解があるから」と。
共有の私道で鉄板焼きをすることを問題視していないのです。
B美の自信満々の様子に、戸惑っていたママ友たちも「そこまで言うなら大丈夫か」という雰囲気に。バーベキューの準備が着々と進んでいきました。
そんな中、嫌な予感がしたA子は「ごめん、体調が悪くなった」とB美に伝え、持ってきた食材を渡してキャンセルすることに。子どもにはブーブー文句を言われましたが、帰宅することに決めました。