筆者は外国人の方とお話しするのが好きなのですが、皆様はいかがでしょうか?
「外国語が話せないから、話さない」という人もいると思いますが、案外話せなくても、ジェスチャーやボディランゲージでコミュニケーションが取れたりするのです。
今回は、そんな筆者の体験談をご紹介したいと思います。

こんな偶然あるの!? 奇跡の出会いに思わずホッコリ

それから数か月後、職場に一人の外国人男性客が来ました。
いつも通り英語のメニューを見せて施術を終えると、彼女らしき人が迎えに来てくれたのです。
高身長の2人はとてもスタイルが良かったので、「足が長いの羨ましいな」なんて事をボーッと考えていました。

すると、彼女は私を見て驚き、なんとそのまま私を抱きしめたのです!

私は全く気付かなかったのですが、実は彼女は、あの時道案内をした女性だったのです。
少し日本語を話せる彼氏が通訳してくれたのですが、

「新しい仕事の面接に行くところで本当に困っていた。あなたのお陰で無事面接に間に合い、仕事にも受かった」

と言われ、思わず目が潤んでしまいました。
きっと何かのご縁があったのだろうと、心が温まった出来事を忘れられません。

まとめ

外国の方から見ると、アジア人の顔は全て一緒に見えてしまうとも聞きます。
そのため、あの時に私だと気付いてくれたことに本当に驚いてしまいました。
その後は一度もお会いしていませんが、今も元気で過ごされていますよう、彼女の幸せを願っています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。