産後の恨みは一生と言いますが、出産前でも妊婦さんのメンタルは不安定になりやすいものです。
そんな時の衝撃的な言葉は、どうしても忘れられないのかも。
今回は筆者の友人A子さんから聞いたお話です。

献身的な夫に感謝!

A子さんが妊娠していた頃のお話です。
安定期を過ぎても悪阻がかなり酷く、水ですら口に含むと吐いてしまうほどでした。
そのため、何度も病院へ点滴通いする日々を送っていました。

そんなA子さんを夫は心底心配していて、サポートに徹してくれていました。
仕事を休んで病院へ連れて行ってくれたり、「俺に出来ることは何でもするから!」と、優しく手を握ってくれる夫。

そんな夫を見て、「この人と結婚してよかった」と思えたのです。
ところが……

え、今笑うところじゃなくない??

出産予定日前日に、事件は起こりました。
荷物の確認などをしながら「いよいよだね」と、夫と穏やかにお喋りしていたのです。

その時、A子さんは夫に向けての書置きを渡しました。
それは、「出産時に、自分にもしものことがあるかもしれないから」と、ハッキリ言って遺書のような書置きでした。

それを神妙な面持ちで手渡したのですが、夫はまさかの大爆笑!

「出産なんて皆してるよ」
「マタニティブルーかなんかで、情緒不安定なだけだって~」

夫は「きっと大丈夫だよ」という気持ちであえて笑ってくれたのかもしれません。
しかし、そんな大切な気持ちを馬鹿にされたようで、違和感を感じてしまいました。

A子さんは言い返そうとしましたが、ここでなんと陣痛が始まってしまったのです。
そうしてついに、出産を迎えることになったのですが……。