先日久しぶりに親戚で集まる機会があり、幼少期の思い出話になりました。その時いとこから聞いた話が印象的だったのでご紹介します。子どもの何気ない一言が、親や大人の心に響くことってありますよね。
幼い私が発した言葉とは?
私の記憶では、一番に当てられて嬉しかった! で終わっていたんですが、実は続きがありました。
大きくなってから両親に聞いたんですが、私はその後父親に、「パパの指色んな色がついてて綺麗だからすぐにわかったよ!」と言い、父親だけでなく周りの大人たちを感動させていたそうです。
父親はいつも汚れた作業着で、会社員みたいにきれいな身なりではないので少し引け目を感じていて、手を見られるのも正直恥ずかしくて嫌だったそう。でも、私の何気ない一言で自信がついたんだと母親に話していたそうです。
こんなの我が子に言われたらたまらないね! といとこたちと盛り上がりました。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。