終活でもよく取り上げられるお墓の問題。自分の入るお墓が決まっていない場合は、生前に準備をすることが大切です。これは筆者の両親のお墓にまつわるお話。自宅供養をしていた我が家に起きた事件をご紹介します。
両親のお墓がない!
私の両親は父親が次男だったこともあり、お墓をどうするか生前から相談していました。
しかし、思いがけない早さで父が他界。
その後、母も持病が悪化して入退院を繰り返す状態になり呼吸状態が悪かったことから、いろいろなことを相談できないまま亡くなってしまいました。
私には3歳年下の妹がいて、両親のお墓をどうするか、2人でずっと相談していました。
両親がどんなお墓を希望していたのかが全く分からず、結局亡くなってから5年近く、私の家で自宅供養をしていたのです。
霊感のある次男
私には2人の息子がいますが、長男はすでに独立。
現在は夫と小学生の次男の3人で住んでいます。
次男は、小さい頃から見えないはずのものや聞こえないはずの音を感じる子で、父や母が亡くなった後も「今、ばあばとお話してた」「昨日はじいじがいたよ」などと言うことがありました。
そしてある時、ようやく両親のお墓が決まり、納骨の準備をするために私の家で保管してあった遺骨を、霊園に預けることになったのです。