もし一人暮らしの自宅が空き巣被害に遭ったら、犯人が特定されるまでは不安ですしトラウマになりそうですよね。今回、筆者のママ友U子が独身時代に住んでいたアパートで予想外の「空き巣犯」に遭遇した恐怖体験を教えてくれました。

2度目の「空き巣」被害、しかし違和感が……

それから数ヶ月経ち、U子が泥棒のことを忘れかけていたころです。

学生時代の友人たちとの飲み会後、朝方に帰宅するとまた部屋が荒らされていました。

「えっ? また狙われた!?」と心臓をバクバクさせながら、部屋に入るU子。

ふと窓を見ると、なんと網戸が破られていました。

そして、なぜか動物臭がします。

もしかして! と思い、急いでベランダに出ると隣の家のベランダに猫がいました。

空き巣犯は、隣の家の猫だった!

U子は、泥棒の犯人が猫だったと分かりホッとしたと同時に『いや、どうしてくれるんだよ』と怒りが込み上げてきました。

アパートはペット禁止だったので、大家さんに連絡し隣人に注意してもらい、猫が荒らした後の部屋のクリーニング代などは隣人が支払ってくれることになりました。

トラブルを避けるためにも、ルールを守った生活を

U子はというと猫泥棒以来、戸締りを徹底し猫の侵入を防ぐことに成功したのですが、隣人とは気まずい雰囲気になったため、なるべく顔を合わせないようにしました。

そして2年後、結婚を機にこのアパートを退去しました。

どうしてもペットOKの家が見つからなかったなど理由はあるかもしれませんが、ことの発端は、隣人がペット禁止にも関わらず猫を飼っていたことです。

ご近所さんとのトラブルはなるべく避けたいもの! 集合住宅なら尚更、ルールを守って生活して欲しいですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。