今や、多様性が認められるようになった時代。
『自分らしさ』を大切にしよう、という風潮が強まってきています。
それでも未だに、容姿や学歴などに対して嫌味を言ってくる人もいるようで……。
筆者の知人から聞いた、スカッとするお話をどうぞ。

ド近視な女性

私は幼い頃から、ドがつくほどの近視に悩まされていました。

遠くのものがぼやけて見えてしまい、なかなかピントが合わないことも。

それでも小学校時代は友達や先生が理解して対応してくれていたので、まだ何とかやれていました。

しかし、中学生になると視力は悪化していく一方。

『これ以上迷惑はかけられない』と思い、分厚い眼鏡をかけることにしたのです。

容姿をいじられてしまう

するとレンズがかなり厚かったこともあってか、眼鏡をかけるや否や、クラスメイトの男子たちにからかわれるようになりました。

「目、小さすぎでしょ」
「ゴマみたい」
「アニメの目かよ~」

明らかな悪意を感じるたびに、女友達たちが間に入って注意してくれていました。

しかし、棘のある言葉をかけられ続けたせいで、私は自分の容姿を恥じるように。

『どうしてここまでイジメられなきゃいけないの?』と何度も悔し涙を流す夜。

そのうち、視線が気になって下を向いて学校生活を送るようになっていました。