「風邪ひいちゃった」
「まあ、このくらいなら大丈夫か」
自己判断で症状を軽んじていませんか? 風邪に似た症状なのに、思わぬ病気が潜んでいることも……。筆者の知人から聞いた、思わず自分も確認したくなったお話をご紹介します。

診断されたのは……

そこで医師から診断された病名には、思わず耳を疑いました。

「麻疹です」

そう、単なる風邪などではなく、麻疹に罹っていたのです!

母にも連絡すると、子どものころワクチン接種はしたものの1回だけとのこと。

これまで一度も麻疹に罹ったことはありませんでした。

免疫がないまま成人してから患ってしまったことで、悪化してしまったようなのです。

さらに合併症も出てしまい、中耳炎にもずいぶん苦しめられました……。

ぜひ一度確認を!

医師によると、大人になってからの麻疹は重症化しやすく、特に妊娠中の女性にとっては流産や早産のリスクが高まる、とのこと。

様々なリスクがあると知り、ゾッとしました……。

それから処方された薬を飲むこと数日、ようやく症状が治まった私。

大人になってから罹ると重症化する病気も多いようなので、母子手帳などで確認し、心配であればワクチン接種なども検討した方がいいのかもしれませんね。どんな症状でも油断せず、不安に感じた時は、お医者さんに相談することが大切だなと感じた出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。