離婚は結婚の数倍大変だと言いますよね。特に、子どもがいると親権や面会交流で揉めることも多いようです。今回は夫の不倫が原因で離婚することになった友人が、離婚前後の苦労話を聞かせてくれました。
夫の不倫で離婚することに
私は半年ほど前、夫と離婚しました。原因は夫の不倫です。3歳の息子と5歳の娘の親権はもちろん私が持ち、育てていくことになりました。
夫の不貞行為で子どもたちにまで迷惑をかけることになったのですから当然ですよね。
夫もそれはさすがに分かっているようで、養育費と慰謝料の支払いには素直に応じてくれました。
面会交流の回数に唖然……しかし?
私にとっては不倫した最低な夫ですが、子どもたちにとってはたった1人の父親です。寂しい思いをすることがないように、面会交流も許可することにしました。
しかし、面会の頻度について「月に1回くらいかな?」と私が打診すると、夫からはなんと「いや、面会交流は月に5回で!」と驚きの要求が!
あまりに勝手な要求に、「自分が不倫したくせに、どの口がそんなこと言うの?」と憤りを感じましたが、落ち着いて考えてみてから私は結局「いいよ、月に5回ね」と返答しました。
最初は頑張っていたけれど
離婚が決まり、別々に暮らし始めた私と夫。新しい生活が落ち着いたころから、離婚前に約束したとおり子どもたちと夫を月に5回会わせることにしました。
夫は、最初のころは積極的に子どもたちを連れて遠出したりオモチャを買ってあげたりと「良い父親」を演じていました。
しかし、3か月もたたないうちにすぐにネタ切れに。
もともと夫は自分の都合のいい時に気まぐれに子どもをかまっていただけで、主体的に育児をしてこなかったので、月に5回も1日中子どもと過ごすなんて無理があったのです。