思ったことを〈ずけずけ〉言うタイプの友人A子の義姉。A子はそんな義姉に対して以前から苦手意識を持っていました。そんな中、A子が30歳で結婚したことで義姉の〈ずけずけ〉度合いが炸裂! 何度もうんざりさせられたA子ですが、娘を出産後、義姉への気持ちに変化が訪れたのです。そのワケとは──。何があったのかA子から話を聞きました。
義姉の厳しい言葉とA子のモヤモヤ
A子の義姉は、14歳年上の兄と高校からの同級生です。義姉は20代前半で兄と結婚し、30歳手前までに3人の子どもを出産しました。
一方、A子は30歳で結婚しましたが、義姉から「30歳過ぎてから出産なんて考えられない。私には絶対に無理」と言われ、その言葉に〈モヤッ〉としていました。
顔を合わせる度に子どもの話をされ、うんざりすることも多々ありました。
実母の死と初めての出産
そんなある日、A子の実母が病気で亡くなりました。A子は、その1年後に第1子となる娘を出産。
生前「A子の子どもを抱っこしたいな」と話していた実母に孫の顔を見せることができず、寂しい気持ちになりました。
義姉からは「私が31歳のときにはもう3人とも産み終わってたからね、私だったら体力が続かないわ」と言われてA子はまた嫌味を言われた気持ちになりました。
そんな言葉をA子に向ける義姉ですが、実際には意外にもA子の娘をとても可愛がってくれたのです。