心が弱っている時、人恋しくなることは誰しも経験があるのではないでしょうか。
しかし、その心の隙間を埋めてくれる相手が、既婚者だとしたら……。
今回は友人K美から聞いたW不倫とその結末をご紹介します。
しかし、その心の隙間を埋めてくれる相手が、既婚者だとしたら……。
今回は友人K美から聞いたW不倫とその結末をご紹介します。
最後のやりとりと新たなスタート
離婚後しばらくして、T男から久々の連絡がありました。T男はK美が元夫からDVを受けていた話を聞いていたので、無事に離婚できたことを知りとても喜んでくれました。
ところが、T男はその後に続けて「家引っ越したんでしょ。K美の新しい家に行きたい」と言ってきたのです。K美は、T男がどこまで本気で言っているのか確かめたい気持ちもあり「それなら私もT男の家に行くけどいい？」と返しました。
すると「それはちょっと……」と口籠るT男。K美の予想した通りの答えでした。K美は「だったらもう二度と連絡してこないで」と強く言い放ち、このやりとりが2人の〈最後〉となったのです。その後、T男と奥さんの間に子どもが誕生したと風の便りに聞きました。
取り返しがつかない事態になる前に、K美がT男との関係を断ち切ることができたのが救いでした。不倫は誰も幸せになれませんよね。
【体験者：40代・女性主婦、回答時期：2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。"