子育ての常識は数年でも変わるもの。親世代とのギャップがあるのは当然ですよね。今の常識を柔軟に受け入れてくれるならいいのですが、中には昔の知識を押し付けようとしてくる人もいるんだとか……。今回は子育てを巡る義母とのトラブルエピソードを友人が聞かせてくれました。

何らかのアレルギーがあったのか、息子の全身には直後に発疹があらわれました。
偶然帰宅した夫が居合わせてすぐに救急車を呼んだため、息子は病院に運ばれることに。幸い発疹だけで済み元気に帰宅できたのですが、話を聞いて「もっと重篤なアレルギーだったらどうなっていたことか……」と本当にゾッとしました。

もう任せられない!

それまでは楽観的だった夫もさすがに驚いたようで「誤嚥も怖いし、何の実かも分からないのに小さい子に食べさせるなんて非常識すぎる!」と義母に激怒。
なんとか上司に頼み込んで休みを取り、私の退院まで息子の面倒は自宅で夫が見ることになりました。

息子を預かってくれたのはありがたかったのですが、昔の価値観を押し付けるのはやめてもらいたいですよね。その後私は無事に2人目を出産しましたが、怖すぎて義実家には連れて行く気が起きず、今は距離を置いています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年6月】

※食物アレルギーは命に関わる恐れもある生理現象です。重大なこととして認識し、接してください。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。