「少しの間なら大丈夫だろう」と子どもを一人で待たせる行為は大変危険です。
目を離したわずかな時間に、どんなトラブルに巻き込まれるかわかりませんからね。
これは筆者がヒヤッとした、駐輪場に一人置き去りにされた女の子に遭遇した時のお話です。

少しの時間なら大丈夫かと……

まさか自分のことで駐輪場が大騒ぎになっていると思っていなかった母親は、騒然とした駐輪場の様子に驚いていました。

母親に女の子を一人残して買い物に行った理由を尋ねたら、「自転車で女の子が寝てしまったので、起こしてスーパーに連れて行くのは大変。すぐに戻ってくれば、まだ寝ているだろうから置いて行っても大丈夫だと思った」という返事でした。

子どもから目を離したら危険です

母親は駆け付けた警察官に「子どもの置き去りは虐待行為に当たる」ときつく注意されて、シュンとしていました。

注意されても当然です。

3歳の女の子を暗い駐輪場に一人置いていけば誘拐される可能性もありますし、目が覚めた女の子が母親を探すために一人で自転車から降りようとしたら、自転車ごと転倒して大ケガをしていたかもしれません。

女の子が無事に母親と会えてホッとしましたが、私を含めその場にいたみんながヒヤッとした出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。