不倫は相手の家族や自分の家族を傷つける間違った行為。そうわかっているはずなのに、不倫する人が後を絶ちません。今回は私の知人が不倫の末路を見せられ、改心したエピソードをご紹介します。

不倫相手の訃報

それからしばらくの間、彼との交際を続け、Aちゃんとも情報交換をする生活をしていました。

しかし、ある日急にAちゃんの不倫相手の男性が、事故で亡くなってしまいました。Aちゃんはきっと落ち込んでいるだろうと思い、すぐにAちゃんと会うことにしました。

不倫の末路

Aちゃんは「結局私は表に出られない立場。彼が亡くなったこともすぐに知らされるわけでもない、あんなに大好きだったのにお葬式にすら行けない。きちんとお別れできていないから、まだいなくなった実感もない」と涙を流していました。

彼の訃報を受け泣くAちゃんを見て、ようやく「不倫はどこまでいっても不倫。死に目に立ち会うことも、お葬式に参列することも、そもそも訃報を聞くこともできない。世間から許されることではなく、彼が亡くなったからと言って人前で悲しむことすらできないんだ」と思い知らされました。

このことがきっかけで、私は不倫はやめて真っ当な恋愛をしようと、決意したのです。

まとめ

以上が、私の知人が不倫をやめたきっかけです。

不倫をしていた当時は私も知らされておらず、しばらく経ってからこのお話を聞きました。

不倫は誰も幸せにしません。相手の家族や自分の家族を傷つけ、自分も消耗してしまう愚かな行動です。もしもいま不倫をしている方がいれば、もう一度よく考え直してみてください。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2020年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。