すると姑が集まった親戚一同に向け「○○さん(私の名前)が、私に死ぬときはピンピンコロリで逝けって言う。介護したくないからってあんまりじゃないか。」と騒ぎ始めました。
あまりに語弊のある表現に「そんなこと言っていませんよ!」と訂正しましたが、姑は「ピンピンコロリがいいですねって言ったじゃないか!」と大騒ぎ。
いやいや、お義母さんに逝ってほしいわけではなく、誰しも最期まで元気に過ごしたいものですよね、と同調しただけなのに……。「そもそもお義母さんが言い出したことじゃないですか」とも思ったのですが、何度説明しようとしても、姑はその後も騒いでばかりで話になりませんでした。
もとから姑との仲が良好ではなかったことを知ってくれている義妹は「○○ちゃん(私の名前)、お母さんがごめんね。」と理解してくれましたが、私は改めて「姑のそういう思い込みが激しいところが合わないんだよな」と再認識しました。
まとめ
以上が私の知人と姑さんとのエピソードです。
もとは他人同士なわけですから、波長が合わないのは仕方のないこと。しかし、あることないことをあちこちで言いふらされるとたまったもんじゃないですよね。
謂れのない罪を被らされた知人には、同情しました。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2014年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。