大切な人が亡くなることほど、悲しいことはありませんよね。
そんな大切な人を亡くした筆者の友人A子さんですが、まさかのビックリ&ホッコリする出来事がありました。

食べるのが大好きな祖母。美味しいものを沢山持たせてお見送りしよう

A子さんが20代半ばの頃、大好きな祖母が亡くなりました。
老衰で亡くなったので、苦しむことなく寿命を全うしたのだろうと、集まった親戚一同も「大往生」「お疲れ様でした」と、祖母をいたわりました。

食べるのが大好きな祖母だったので、棺に好物を沢山入れてお見送りすることに。
その日は親族で思い出話に花を咲かせ、葬儀場に泊まることになったのです。

その日の夜、A子さんは不思議な夢を見ました。

テーブルいっぱいのご馳走なのに、一口も食べないのはどうして?

夢でA子さんは椅子に座っていたのですが、テーブルを挟んだ向かいに、祖母が座っていたのです。
テーブルには、祖母の大好物ばかりが並んでいました。
一緒に食べよう! という雰囲気だったのですが、祖母は全く食べようとしないのです。
食べるように勧めても、悲しそうな顔をする祖母。
そして、「これじゃ食べられないよ」と、口元を指差したのです。
どうにか一緒に食べようとしましたが、結局祖母は何も食べることなく、A子さんは夢から覚めてしまいました。

あまりに鮮明な夢で、A子さんは「これは祖母からのメッセージでは!?」と大興奮。
その話を親戚達にすると、全員が驚いていました。

「虫歯でもあったのかな」「お箸も一緒に入れたほうがいいってこと?」なんて真剣に話し合っていると……!!