人の仕事にケチをつけるなんて、普通の感覚ではありえないと思いますよね。
それでもそういう人は、少なからず存在するものなのです。
今回は筆者の友人A子さんから聞いたお話をご紹介します。

美しい彼女も、気が付けば一児の母に

長年キャバクラに勤めていたA子さんは、容姿端麗でスタイル抜群の美女でした。
そんなA子さんには「いつか自分のお店をもつ」という夢があったのです。

しかし、気が付くと結婚して男の子を出産し、一児の母に。
仕事を辞めて専業主婦となりましたが、自分の夢を諦めることは出来ませんでした。

すると、そんなA子さんにチャンスがやってきたのです。

やっぱりお店を持ちたい! 念願のオープン!!

子どもが小学校へ上がる頃、夫の転勤で引っ越す事が決まったのです。
住まいの土地柄は良く、駅前のほうは夜のお店が多いにぎやかな街でした。

A子さんは夫婦で話し合い、駅前に長年の夢だったクラブをオープンすることになったのです。
美しく会話も上手なA子さんだったので、すぐにお店にはお客さんがつきました。
息子も学校に馴染んで楽しく過ごしていて、A子さんにも数人のママ友が出来て、本当に順調だったのです。
ところが……。

夜の仕事には偏見はつきもの。だけど、息子が心配……

どこから情報が漏れたのか、クラスのボスママに目を付けられていたようでした。
「夜の仕事をする人はろくなやつじゃない」などと、陰口を叩かれまくっていたことが分かったのです。

極力気にしないようにしていましたが、自分が夜の仕事をしていることで、息子が嫌な目に合わないか? などと、悩むこともありました。

しかし、そんな悩みもすぐに解決することとなったのです。