節約は大事ですが、必要な時にまでケチすぎるのはやめてほしいもの…。筆者の知人Aさんの夫は、超がつくほどのケチ夫。子どもの病院代までケチる夫に対し困っていたAさんは、夫が風邪を引いたタイミングでやり返すことにしました。超ケチ夫を改心させたAさんの仕返しを見てみましょう。
夫が風邪! そのとき妻は
ある日、めったに体調を崩さない夫が風邪を引きました。Aさんの中には夫を心配する気持ちもありましたが、これまで自分や子どもが風邪のときにされた対応を思い出し、やり返したい気持ちもありました。
「助けて」
夫は弱ったか細い声でAさんに助けを求めますが、Aさんは夫を寝室に隔離して放置します。
「病院はお金がかかるから行きたくないだろうし、私たちが感染っちゃったら病院代かかっちゃうから近づかないでおくね」
そう言うと飲み物や食料だけを置いて、病気の夫を放置したのです。
体調が回復し改心した夫
放置しておいた夫は、幸いにも回復。体調が悪いときにお金のことを持ち出され、心配されない心細さを身をもって体験したことで改心もしました。
それ以降は、Aさんや子どもが風邪を引いても、ケチることはなくなり病院の受診は快く送り出してくれるようになったのです。それどころか、看病も率先してやってくれるようになり、以前とは別人のようになりました。
まだまだ夫のケチな部分はあるものの、改善できるところは改善して、節約上手に暮らしていきたいとAさんは考えているそうですよ。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶