可愛がっていたペットを亡くすと、その喪失感からペットロスに陥る人も少なくはありません。しかしなかには亡くなったペットへの愛情を感じさせない、薄情な飼い主もいるといいます。今回はそんな愛情のない飼い主にドン引きした経験のある、筆者の知人Sさんのお話です。
「ねえ、動物の死体って何ゴミで出したらいいと思う?」
「……え?」
いつもSさんは飼っていた猫が亡くなると、動物霊園で火葬をしてもらい、共同墓地に納骨していました。ゴミで出すという発想がなかったため、思わずポカンとするSさん。
「次の猫はどんな子にしようかな? 早く欲しいな、ねえペットショップ付き合ってくれない?」
愛猫の亡骸の前で次の猫の話をしだすママ友に、Sさんはドン引き。
ママ友はすぐに新しい猫を飼ったそうですが、その後Sさんは距離を置くようになったとのことです。
ペットも家族の一員だと思っているなら、亡くなった後も家族と同じくきちんと供養してあげた方が良いように思うのですが…….。非情な発言をするママ友に、呆れを通り越してゾッとした出来事でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子