筆者の友人Nが急に犬を飼い始め、そんな話は少しも聞いていなかったので驚いていました。よく話を聞いてみると、突然に家に犬がやってきた経緯が全く信じられない仰天話だったのです…。Nの身に起きたびっくりエピソードをどうぞ。

それが、約束の日になっても同僚Hさんは一向に犬を引き取りに現れません。
帰省が長引いたのかな? と思って待っていましたが、翌日になってもHさんはやってきませんでした。

それどころか、Nの旦那さんが連絡をしても携帯電話が繋がらず、音信不通になってしまったのです。

何か事故やトラブルに巻き込まれたのでは? と心配になり、お盆明けに出社して上司に聞いてみました。

すると、上司から衝撃の一言が…...。
Hさんは、事情もわからぬまま退職してしまっていたのです。

犬は引き取り手のないままに…

一体何があったのかわかりませんが、とうとうHさんから連絡はなく、犬も引き取りには来ませんでした。
困惑したNさん一家でしたが、子どもたちの「このまま飼いたい」という強い希望もあり、犬はそのままNの家で飼うことに。
Hさんに何があったかは分かりませんが、長年飼っていた愛犬の行方を絶つような事情があったことは想像に難くありません。

いずれにしても、わんちゃんは新しい飼い主のNの家で、子どもたちにも可愛がられて幸せに暮らしていることが救いですね。

わんちゃんは新しい飼い主のNの家で、子どもたちにも可愛がられて幸せに暮らしていることが救いですね。この一件を通じて、Nさん家族は、動物を家族として迎え入れることの責任と覚悟を改めて考えるきっかけになったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M