筆者の友人Nが急に犬を飼い始め、そんな話は少しも聞いていなかったので驚いていました。よく話を聞いてみると、突然に家に犬がやってきた経緯が全く信じられない仰天話だったのです…。Nの身に起きたびっくりエピソードをどうぞ。
「愛犬を預かってほしい」
Nの旦那さんが勤めている会社の同僚Hさんは、一人暮らしで犬を飼っていました。
そんなHさんが夏のお盆の時期に実家に帰省することになり、その間5日ほど愛犬を預かってほしいと頼んできたのです。
Nの家では以前から小学生の子どもたちが犬を飼いたいとうるさく、いつになったら飼えるのかと、ずっとせがまれていました。
いつか犬を飼うことになったときの練習にもなるし、子どもたちの様子を見るのにも良い機会だと思ったN一家は、子どもたちの夏休みの5日間ならと、Hさんの愛犬を預かることにしました。
人懐っこくて可愛い犬
Hさんが連れてきた犬は人懐っこくてとても可愛い犬でした。いつも食べている餌や散歩の道具、おもちゃを預け、お世話の仕方を簡単に説明したHさんは、犬とNの家族に挨拶をして実家へと帰省していきました。
初めて家に犬がやってきて、Nの子どもたちは大興奮。餌やりや散歩も競い合うように喜んで積極的にやってくれていました。
預かる予定の5日間はあっという間に過ぎました。Nの家族も犬のいる生活に慣れ、犬もなついてきた頃だったので、寂しくなるな…なんて思っていました。