数年前、幼い子ども2人を連れて夫の実家に帰省した時の体験談です。地方の小さな町に住んでいた私は都会の大きな駅に慣れておらず、移動は思ったよりも大変でした。そしてとうとう、エスカレーターに乗ろうとすると息子がぐずりだしてしまい……。今回は、人気の漫画をクイズ形式で紹介します。どんな結末になるか予想してみてくださいね。

子連れで移動中、駅で大パニック!!

数年前、私は幼児2人を連れて3人だけで夫の実家に帰省することになりました。娘と息子を連れての移動は一苦労。私自身、都会の大きな駅にも慣れていませんでした。そしてとうとう、大きな駅でエスカレーターに乗ろうとすると、その直前に息子が「乗りたくない!! わぁぁぁ」とぐずりだしてしまったのです。

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ここでクイズ

私と離れてしまい「ママー」と大泣きしている娘に近づく2人の人影……。2人は娘に近づくとどうしたでしょうか? ヒント! 私はこの後、2人に何度も頭を下げることになります。

正解は……

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正解は『娘に「おばちゃんたちと一緒に行こうね」と声をかけ、上まで連れて来てくれた』です。
離れ離れになってしまった私たちがパニックになっていると、反対側の降りのエスカレーターに乗っていた女性2人が、その状況に気づいてくれました。口々に「あら大変」「かわいそうに」と言う2人は、下に着くと泣いている娘に「ママ上にいるからね。おばちゃんたちと一緒に行こうね」と優しく声をかけ、一緒にエスカレーターに乗ってくれるではありませんか!!

それだけでなく、一緒に乗っている間にも「びっくりしたね、大丈夫よ」「ほら、もうすぐ着くよ~」と声をかけ続けてくれたのです。おかげで上に着くころにはすっかり泣き止んでいた娘! 私は「ありがとうございます。本当に助かりました」と2人に何度も頭を下げました。

この後、私を励まし素敵な笑顔で去って行った女性たち。彼女たちに受けた親切は今でも忘れることはありません。

ftnサイトでは、このストーリーの完全漫画版も公開中!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:佐田 静
ftnコラムニスト:広田あや子