あなたは何のために仕事をしていますか? 仕事をするのは当然、お給料をもらうためでしょう。ボランティアで働いている方はいないと思います。しかし、日々忙しく同じ業務を繰り返しているうちに、本来の目的を見失っている方も多いのではないでしょうか? 今回は仕事をする目的を見失っていた私に、上司が話してくれた時の体験談を紹介します。

個人面談

私の勤める会社では年に数回、上司との個人面談があります。

私の勤め先は、全国展開していて転勤が当たり前の会社で、上司は毎年あちこちへ異動。そのため、個人面談は今期の目標設定をする場ではありますが、ある意味新しい上司との自己紹介の場でもあります。

新任上司

その年、期が変わるタイミングで女性上司のAさんが、私の職場に新しく赴任されてきました。例年通り、新任上司のAさんと個人面談をおこなうことになります。

いざ私の面談の順番が来たとき、Aさんから「やりたいこととか実現したいこと、大切にしていることはある?」と聞かれました。

私はいつものように「営業成績全国1位を目指しています。そのためにマメな連絡を徹底していて、個人的にデータをまとめていて~」と仕事のスタンスや目標を語り始めようとしました。

「ちょっと待って!」

すると、私が話し始めてすぐに「ちょっと待って!」とAさんが言葉をさえぎったのです。