※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。
それ、不法侵入です!
A子の自宅は日当たりがよい場所にあり、駐車場はもろに日差しを浴びてしまいます。夏になると車の中が危険な暑さになってしまうので、駐車場にカーポートを設置することにしました。
涼しくなった! と喜んでいたのもつかの間。このカーポートが思わぬトラブルを引き寄せてしまったのです。
A子の自宅は、運悪く園バスの停留所の近くにありました。
そのせいで、園バスを待つ近所のママ友たちが、無断で駐車場に侵入するようになったのです。
勝手に涼むママ友たち
最初は頭が隠れる程度に、控えめにカーポートの中に入っていましたが、次第にママ友たちの行動はエスカレート。
「みんながいるし」という集団心理が働いているのか、堂々と駐車場に入って涼むようになりました。
ママ友は近所の顔見知りの人たちだし、自宅の駐車場で熱中症を引き起こされても後味が悪いもの。A子は注意をすることができず、「早く涼しくなってくれないかな」とため息をつきながらやりすごすことにしました。
マナーの悪さについにブチ切れ!
ところが、A子が注意しなかったことが良くなかったのか、ママ友たちは我が物顔で駐車場に入り、大きな声で会話するようになったのです。
マナーの悪さにA子はうんざりしてしまいました。
敷地内でアイスを食べたりジュースを飲んでいる光景を目撃したことで、A子はついにブチ切れ。
他人の敷地内で飲食をするなんて! とキレたA子は、顔を引きつらせながら「勝手に駐車場に入らないでもらえる? これ、不法侵入よ?」と注意しました。
注意を聞き入れないママ友たち
ママ友たちはA子に「ごめんね~。暑かったから、つい」と気まずそうな顔をして、敷地内から出ていきました。
でもそれは一時だけ。しばらくするとまたカーポートで涼むようになったのです。
再度A子は注意しましたが、なめられているのか「短時間だから、許して?」「暑い時期だけだし」とママ友たちは開き直るようになりました。
言っても無駄だと学んだA子は侵入を防ぐ小さなゲートを購入して置きましたが、小さすぎたせいか勝手に動かして入ってきます。
我慢の限界に達したA子は、ある行動に出ることにしたのです。