夫婦だからといってお互いを完全に理解できるわけではありません。筆者の知人Aさんも夫の理解できない行動に困っているそうです。その行動とは台風が来ると必ず川を見に行きたがるというもの。命の危険があるため絶対にやめてほしいと思っているそうですが……。Aさんの夫は態度を改めてくれたのか、話を聞きました。
心配……帰りの遅い夫
いつもなら川を見て写真を撮ってすぐ帰って来る夫が、今日はなかなか帰ってきません。子どもを寝かしつけたAさんですが、夫が心配で寝られず心細い思いをしています。Aさんのスマホには夫が見に行った川が氾濫したとの速報が届いていました。
Aさんが心配していると、予定よりだいぶ遅く全身ずぶ濡れになった夫がようやく帰宅しました。夫はブルブルと震え、「氾濫した川にのまれそうになった……」と話してくれたのです。
怖い思いをしてようやく、どれほど自分が危険なことをしていたのか自覚したと話す夫。ブルブル震える夫をお風呂に入れて着替えさせ、Aさんたちは眠りにつきました。
大反省の夫! 台風のときに川に近づいてはいけません
翌日、話を聞きつけた義父がかけつけ、夫のことを叱ってくれました。夫自身も危険な思いをしたことで、反省しており「もう2度と台風のときに川を見に行ったりしない。これまで心配させて悪かった」と言いました。
たまたま今回は助かったからいいものの、川に巻き込まれ命を落としていた危険性もある行為。絶対に台風のときに川に近づいてはいけません。Aさんの夫のように危険な行為を軽く考えることがないように注意しなければなりませんね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶