暑い季節を迎え、子どもたちには楽しみな夏休みが始まります。有意義に過ごしてくれるといいのですが、休みだからとダラダラしてしまう子も多いのではないでしょうか。今回は、夏休みの過ごし方に悩んでいた知人から聞いた、有意義な夏休みの過ごし方をご紹介します。

夏休みを迎えた息子

我が家には小学五年生の一人息子がいます。共働きで学童にも行っていないため、長期休みは学校がある時よりも自由で、息子にとっては天国のような日々。宿題などやることをやったらゲームをしてネット動画を見て、エアコンのかかった部屋でダラダラ過ごすのが当たり前になっていました。

両親に相談

そんな息子の様子を実家の両親に相談したところ「それならうちに預けてみたらいい」と提案されました。両親はもう仕事は引退しており、一人で家にいるなら夏休みはこっちで面倒をみてやると言ってくれたのです。確かに一人で留守番しているよりも安心だし、田舎のほうが涼しいし、おじいちゃんのいう事は聞くのでアリだなと思い、お願いすることにしました。

息子一人で実家に

夏休みに入ると、「一人はいやだー! 家でゲームしたいー!」と嫌がる息子を実家に送っていき、二週間預けることにしました。

最初はいつものようにダラダラしていた息子も、次第に変わっていったよう。実家は田んぼや畑仕事をしているので朝早くから動き出すのですが、息子も早起きをするようになり、おじいちゃんおばあちゃんの生活リズムに合わせるようになりました。