筆者の友人A子は、高校生の息子と中学生の娘の母親です。優しくてお母さん思いだった子どもたちも、反抗期に入るとバトルの日々で毎日クタクタだったそう。そんなA子が、思春期の子どもたちとの親子関係が改善した体験を教えてくれました。※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。
A子の愛情は、子どもたちに伝わっていた
その夜も、残業を終えて帰宅したA子。
ふとダイニングテーブルに目をやると、カレーを盛ったお皿が置かれていました。
一瞬、子どもたちの食べ残し?と思ったのですが、綺麗にラップもかけてあり隣には置き手紙が添えられていたので、子どもたちの手作りだと気づきました。
しかも手紙の下にシートマスクまであったのです。
きっとお化粧とオシャレが大好きな娘が、選んでくれたのでしょう。
手紙には「ママいつもごめんね。お兄ちゃんと一緒に作りました。マスクも使って」「いつも俺らのために頑張ってくれてありがとう」と、短いですが子どもたちの愛がこもったメッセージが書かれていました。
まとめ
A子は子どもたちからの予想外の反応に感動し、号泣しながらカレーを食べました。
なんと次の日から夕食の時間になると、自分からリビングに来るようになったんだとか。一旦距離を置くことで、子どもたちも母親の努力や愛情に気づけたようですね。
日々の苦労が報われる瞬間は必ず訪れます。
筆者も思春期の子どもの母なので、A子のおかげで「自分も頑張ろう」と前向きな気持ちになれました!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子