3組に1組が離婚と言われている現在の日本。離婚に至るまでの理由はさまざまですが、相当パワーが必要なようです。これは筆者の友人・Yの離婚のエピソード。彼女が呟いた一言には深い思いが込められていました。

プロセス

私の夫はとにかく仕事をしない人でした。
私より6歳年上なのですが、こらえ性がなく、せっかく決まった仕事も気に入らないことがあると辞めてしまうような人だったのです。

そのため我が家はお金のない状態をずっと辛抱していて、私は生後1ヶ月の息子を抱えて働けるところを探していました。

飲酒運転→物損事故

そんなある日、夫はクラス会の後に飲酒運転で事故を起こしました。
幸い、巻き込んだ車や歩行者はおらず、電柱やガードレールが破損したそうです。

本人も大腿骨やあばらを骨折して、大けがで入院。
私名義の車は廃車となり、飲酒運転による罰金も科されてしまい、私はほとほと愛想が尽きていました。

夫が退院したときに私は離婚を申し出て、義家族(義母・義姉)にも離婚したいと話しました。
義姉や義母は「退院したばかりなのに」と言っていましたが、飲酒運転という本人の過失が大きい事故だったため、何も言えなかったようです。
今のままでは息子のミルクも買えないと私は訴えて、何とか離婚することに成功しました。