その日は夕方から天気が急変した日でした。
空が真っ暗になり、冷たく強い風が吹いてきたかと思うと、いきなり直径5センチほどの雹が降ってきたのです!
私も慌ててシャッターを閉めていると、外からガッシャーン! とものすごい音が!
外を見ると、隣家の工事で使用していた足場が倒壊して、家の前の道路を完全に塞いでいたのです。
知らん顔?
道路を完全に足場が塞いでいて、車も通れずに立ち往生していたので、すぐにインターホンを鳴らしたのですが、応答がありません。
駐車場には車が停まっているし、中に人がいる気配はあるのに、出て来ないのです。
雹が収まった頃、近隣の人も出てきたのですが、当の隣人は全く出て来ません。
仕方がないので警察に連絡すると「何件も同じ通報を頂いているんですけど、家の方はいらっしゃらないんですか?」と言われたので、何度インターホンを鳴らしても出てこないことを告げました。
警察
しばらくするとパトカーがやって来ました。
パトカーの音に反応したのか、警察官がインターホンを鳴らすと、ようやく隣人の奥さんの姿が。
警察官は「業者さんに連絡取れない?」と言っていたのですが、奥さんは状況を理解していないのか、かなりのんびりした様子。
しびれを切らした近隣の人に「車が通れないから、早く片付けてもらって!」と怒鳴られて、ようやく電話をかけていました。
その後
隣の奥さんは外の状況を見ても謝りもせず、駆け付けた業者の人たちが慌てて片づけているのをただ見ていただけでした。
よく見ると、足場は我が家と反対側の家の塀も壊していて、雨どいも真っ二つに折れていました。
自分の家のことなのに、まったく何もしない非常識さに、周囲の人たちは皆驚いていました。
その後、隣の家には保険会社から連絡があったきりで、「弁償はしてくれたけど、謝りにも来ない!」とお怒りモード。
何か事情があるのかもしれませんが、もう少し責任を持って生活してほしいなぁと思ってしまいます。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K