近年は異常気象が頻繁に起こり、夏の暑さは昔と比べると尋常ではありません。しかし、部活動の練習などは以前と同じように行われているところも。これは筆者の息子が、真夏に思わぬ症状を引き起こしたときの体験談です。

テニス部

息子が中学生のときのお話です。
息子はソフトテニス部に所属していて、毎日朝練と放課後練習に精を出していました。
夏休みになると、朝から夕方まで練習があり、息子は水分補給のために1.5リットルの水筒にスポーツドリンクを入れ、2本持って練習に参加していました。

夏休み中のある日の午後、学校から私に連絡があり、息子が体調不良で動けなくなったとのこと。
急いで学校へ行くと、保健室で真っ青な顔をして寝ている息子の姿が目に入りました。

水分補給

顧問の先生によると、水分補給は十分にしていたが、熱中症の可能性があるので、病院を受診して欲しいとのことでした。
息子は「頭が痛くて気持ち悪い……」と言っていたので、急いで病院へ行くことにしました。

かかりつけの病院へ行くと、先生がまず聞いたのは「水分補給してた?」ということ。
息子が「持って行った水筒の中身がすぐに終わっちゃったので、学校の水道の水を入れて飲んでいた。」と答えると、先生は「ただの水?」と聞きました。
息子が「はい。」と答えると、先生は驚くようなことを言い出したのです。