自分の価値観だけで動く人は、知らないうちに上から目線になったり、他人を嫌な気持ちにさせることがあります。これは筆者が体験した義母のお話。嫁の実家にマウントをとった義母は、思わぬ逆襲を受けることになります。

お墓

私の父親は次男。
本家のお墓には長男しか入れないとのことで、我が家には両親が入るお墓がなく、以前から「お墓はどうしようか?」と家族で相談していました。

私の両親の希望は、子どもや孫たちに迷惑をかけないこと。
特に私の実家は私と妹の姉妹で、2人とも嫁に出した身……両親はお墓を建てるのではなく、永代供養や樹木葬などを希望していたので、妹と2人で資料請求を行っていました。

上から目線

ある時、義実家のお墓参りに同行すると、義母が「そういえばRちゃん(私)のおうちのお墓はどこにあるの?」と聞いてきました。
私は「父が次男なので、今お墓を探しています。」と答えると、義母はあざ笑うような言い方で

「あらぁ、お父さんもお母さんももう歳なのに、それじゃ安心して死ぬこともできないわねぇ~。」

と言ったのです。
きちんとした理由があるのに、まるでバカにするように上から目線で物を言う義母に、私はふつふつと怒りが湧いてきました。

義母

義母は以前から私の実家をバカにするような言動を繰り返していました。
父は自営業で店を営んでいましたが、体調を崩し廃業。
経済的に苦しかった私の実家を見下していたのです。

義母は『すべての基準がお金』の人でした。
お金のない人はみっともない、お金のある人は偉い、うちはお金があるからすごい。
私はそんな偏った考えを持つ義母が好きではありませんでしたが、今回のことでお付き合いを控えるようにしました。