子どもは大人の予想をはるかに超えた行動をするものです。「うちの子に限ってそんなことは……」と油断していると、取り返しのつかない事態にもなりかねません。今回は子育て中の友人がヒヤッとした経験を語ってくれました。
娘が落ちたのは……「こんな場所で?」
実は、私も夫も知らなかったのですが、庭園の奥まった場所には小さいビオトープがあったのです。
とはいえ深さは10センチもなく、小さい子どもでも溺れそうな場所には見えません。
しかし実際、娘は夫が少し目を離した隙にこのビオトープを覗き込もうとしていて頭から落ちてしまい、溺れかけたといいます。
近くにいた夫がすぐに助けたので大事には至らず、幸い怪我もありませんでしたが、本当にゾッとしました。
思い込みで目を離すのは危険!
恥ずかしいことに、私も夫も危機感がなさすぎました。
あとから調べたところ、子どもはわずか数センチの浅い水でも溺れることがあるそうです。夫が息子に呼ばれて、娘から目を離したほんの数十秒のあいだにこんなことになるなんて……。
たとえ慣れている場所で、短い時間でも、決して子どもから目を離してはいけないんだと痛感した出来事でした。
暑くなってくると水の事故も増えますので、皆さんもくれぐれもご注意くださいね!
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの