人にマウントを取りたがる人は、目先のことで物事を判断しがちです。そしてそういう人ほど、自分の理想が崩れた時に立ち直れなくなってしまうことも。今回は子どもの進路に関してマウントを取ってきたママ友のエピソードを、筆者の友人が聞かせてくれました。

息子が選んだ進路は

私の息子は子どもの頃からゲームや機械いじりが大好きで、「中学卒業後は専門的な知識と技術を身につけたい」と、一般的な高校ではなく高専へ進むことを希望していました。
やりたいことがハッキリしているなら、早いうちからその勉強を始めるのもいいかもしれないと思い、私も夫も快諾。
本人の努力の甲斐あって無事に合格したのですが……

それを知ったママ友が

しかし、それを聞きつけた近所のママ友は、高専を“高校に入れなかった人が行くところ”と勘違いしているのか「息子さん、高校に行かないんですって? そんなに成績悪かったの? 大変ねぇ……。やっぱり男の子はいい高校と大学に入って、しっかり学歴を積まないと!」とマウントを取ってきました。

私が高専について説明しようとしても、「最終学歴は中卒になるんでしょ? それってまともな就職先があるのかしら?」と勝手な勘違いをして聞く耳持たず。
ママ友の息子は有名私立高校を受験することになっていたため、私の息子と比べて優位に立ちたかったのかもしれません。