妊娠と出産を終えると休むヒマもなく育児がスタートしますよね。慌ただしく過ぎてしまう日常に、母親は自分の体のメンテナンスは後回しにしがち。
友人T子もその1人。T子は夫から健康診断を受けるように勧められました。しかし、姑はT子が健康診断を受けることを「贅沢だ」と言ったのです──。
今回は、T子から聞いたひどい態度だった姑のお話を紹介します。

久しぶりの健康診断

友人T子は4人の子どもを育てる40歳の専業主婦です。独身時代は勤めていた会社で健康診断を受けていたのですが、妊娠を機に退職した後は、年子の妊娠が重なったこともあり3年ほど健康診断を受けていませんでした。

T子の夫は、T子のことを考えて健康診断を受けるように勧めました。ちょうど、40歳以上の被扶養者が健康診断を受ける場合に会社が、一部負担してくれるというのでT子はこの機会に受けてみることにしました。

健康診断の日程を確認すると、当日は、朝から午後過ぎまでかかるということだったので、T子は子どもの幼稚園のお迎えを姑に頼むことにしました。

姑の言葉に「カチン」

T子が姑にお迎えをお願いする理由を伝えると、姑は驚きとともに「うそでしょ! 仕事してないのに、健康診断を受ける必要があるの? 贅沢じゃないのそれ」と笑ったのです。

この反応に全く理解できず、唖然としました。T子は独身の頃から会社で定期的に健康診断を受けており、受けることが当然だという認識を持っていました。しかも、専業主婦は外で仕事をしていないだけで、家事と育児も立派な仕事だと考えていたので、姑の反応に驚きとともにちょっと「カチン」ときていました。