全国の多くの子どもたちが首を長ーくして、夏休みを待っているのではないでしょうか。友人K子の息子たちも例外ではありません。
夏休みの楽しみ。それは大好きな「カブトムシとクワガタ」を捕まえることでした。
息子たちの夢を叶えるために、K子は昆虫の森を求めて夏休みに帰省したのですが、そこで予想外のハプニングが待っていたのです──。何があったのかK子から話を聞きました。

兄弟の昆虫愛

K子の3歳と5歳の息子たちは昆虫が大好きです。特にカブトムシとクワガタが大のお気に入り。自宅には、カブトムシとクワガタの図鑑が並び、本物そっくりのフィギュアが所狭しと並んでいます。

しかし、彼らはまだ本物のカブトムシとクワガタを見たことがなく、いつか本物を捕まえてみたいと夢見ていました。

実家近くの森で昆虫採集

今年の夏休みはその夢を叶えるため、K子は自然豊かな山間の実家に帰省することにしました。実家は古い一軒家で、近くには広い森があります。カブトムシとクワガタを捕りに行くには絶好の場所です。

息子たちは実家に到着後、早速近所を散歩しながら、イモリやカエル、トンボなどを見つけて大喜び。「見て見て!」と何度も教えてくれました。