今回は筆者の友人から聞いた、【ギャンブルをやめられない夫】と離婚した時の体験談を紹介します。「夫婦の共有財産はもちろん折半で♡」と主張する夫に、友人が言い放った一言とは!?

ギャンブルをやめたはずの旦那。しかし、結婚して3年後に……

友人のA子は、学生時代から長年付き合っていた男性と結婚しました。

結婚前まで、A子は彼のギャンブル癖に悩んでいましたが、「これからは心を入れ替えてギャンブルはやめる!」という彼の言葉を信じ、入籍したのです。

しかし結婚して3年目に、旦那がギャンブルをやめていなかったことが発覚しました。「今度は絶対やめるから」という旦那をA子が許す、と言うやりとりを何度か繰り返したのち、A子は旦那を信じることができなくなり、離婚を決意。

しかし旦那はすんなり離婚を受け入れず、「離婚するなら、お前が親から相続した遺産を半分俺によこせ!」と言ってきたのです。

実は、A子の実家は地元でも有名な資産家。しかしA子が結婚したあと、A子の両親は不慮の事故で亡くなってしまったため、ひとりっ子のA子が全額財産を相続していました。

それを知っている旦那は、「結婚後に相続したお金は、夫婦のお金だから」と言う理由で、その相続財産を自分にも分与しろと主張してきたのです。

「相続した財産を折半しろ」という旦那に、A子が浴びせた痛恨の一言

しかしA子は「はぁ? 何言ってるの。親からの相続財産をあんたに渡す義務はないから」と旦那の言い分を一蹴。

A子は、親から相続した財産は、基本的に「夫婦で築いた財産」にあたらないので、離婚の財産分与の対象にはならないと説明しました。
(※特定のケースでは、例外的に相続財産が共有財産とみなされることもあるそうです)

そのことを知らず、大金が転がり込んでくると勝手に思っていた旦那は、地団駄を踏んで悔しがりました。