もしもあなたのお子さんが不登校になった時、あなたはどうしますか? 「みんな学校に行ってるんだから、あなたも行きなさい!」って行かせますか? それとも「そんなに辛かったら行かなくてもいいよ」って休ませますか? これは筆者の子どもが不登校になったときの体験談です。

もう行かなくてもいいよ

小学校3年生になって娘は発達障害のため聴覚の感覚過敏があり、学校内の雑音が大きな刺激になり心身が疲れてしまうことがわかりました。
入学直後に言っていた「学校がうるさくて怖い」という言葉の意味がやっとわかったのです。

娘に「そんなに辛かったら学校に行かなくてもいいよ」と声をかけました。
不思議なことにそれから娘は少しずつ登校できる日が増えていったのです。

本当に大切なことは

後になぜ学校に行けるようになったのか娘にたずねたら「学校に行けない自分を受け入れてもらえたら気持ちが楽になった」とひとこと。

本当に大切なことは世間体を気にして無理やり学校に行かせることではなく、子どもの気持ちを一番に考えて寄り添うことだったと痛感し反省したできごとでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

tnライター:K.Sakura