子どもは時として大人の想像を超える動きをします。
ほんの一瞬目を離しただけであわや大ケガ!? と寿命が縮む体験をした、筆者の知人女性から聞いたお話です。

血を流している孫、いったい何が起こったの!?

「バタッ」大きな音に振り向くと、滑り台の下であかりが倒れています。
慌てて抱き上げると、口から血を流しながら大声で泣きだすあかり。

何が起こったのか理解できず、頭の中が真っ白になってオロオロしている私に代わって、近くにいた女性が救急車を呼んでくれました。

やがて私が呼ぶ声にあかりは反応しなくなり、完全に私の頭の中はパニックになりました。

安心して力が抜けた私

救急車が到着し救急隊がケガの状態を確認しました。

口からの出血は顔を打ち歯で切ったためであることと、反応がなくなったのは単に泣きつかれて寝てしまったためとわかり、緊張が緩んだ私はその場に座り込んでしまいました。

子どもから目を離さないで

念のために病院で検査をしましたが、大きなケガはなく、心の底から安心しました。

大ケガしなかったことは不幸中の幸いでしたが、子どもから一瞬でも目を離すことの危険性を強く感じたできごとでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。
ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:K.Sakura