初めての妊娠って分からないことだらけですよね。分からないからこそ、体調の良し悪しを安易に自己判断してしまうのは危険です。今回は、筆者が経験した妊娠中のトラブル話をご紹介します。

妊婦は運動すべし?

妊娠初期は悪阻がひどく、辛い思いをしました。ようやく安定期に入り体調も落ち着いてきた頃。助産師指導で「妊娠中は運動した方がいい」と教わりました。体重増加の予防はもちろん、出産も楽になるとのことだったので、私は頑張って体を動かすことにしたのです。

まずは最低5kmのウォーキングを日課にしました。次第に「歩くのなんて全然余裕だな」と思うようになり、調子に乗ってどんどん距離を増やしていった私。たまに歩きすぎると、腹痛を感じることもありましたが、「これくらい大丈夫」と特に気にしていませんでした。さらに、マタニティーヨガにも通い始め、順調な日々を送っていました。

突然の出血

「頑張って運動をして体重管理も徹底している。絶対に安産間違いなし!」と思っていた私だったのですが、そのときは意外な落とし穴に気づいていなかったのです。

妊娠28週を迎えた頃、朝起きたと同時にジワ~と嫌な感覚が……。すぐにトイレで確認してみると、下着に真っ赤な血がついていたのです。妊娠初期にも出血があったので、多少の出血ならすぐに治まるだろうと甘く見ていた私は、すぐ産婦人科には行かず様子を見ていました。