夏休みはただでさえ我が子のことで精一杯なのに、他人の子供の世話を押し付けられたら困りますよね。今回はそんな経験をした知人から聞いたお話です。最後はとんでもない展開になってしまいました……。

旦那さんに真実を伝えると

そんなある日、私が息子と近所を散歩していたら、たまたまAさんの旦那さんに会いました。

これはチャンスと思った私は、旦那さんに「AさんがBくんを我が家に置いて出かけてしまうので困っている」と正直に伝えたのです。すると、旦那さんは申し訳なさそうな顔をしていました。

その晩のことです。「ピンポーン」と家のインターフォンが鳴りました。そして、玄関にはAさんと旦那さんが……。「どうしましたか?」と私が尋ねると、旦那さんが重い口を開きました。

「家内が迷惑をかけて申し訳ありませんでした。実はお宅に子供を預けている間、不倫していたようなんです」

この衝撃の暴露に、私はショックを受けました。

不倫に利用されていた

元々、Aさんの行動を怪しんでいたという旦那さん。私から話を聞いたことで不信感がさらに強まり、スマホをチェックしたんだとか。

結局、SNSで出会った夜間ドライバーと不倫していることが判明。朝から私にBくんを預けていた理由は、不倫相手の仕事が終わる時間だったからという訳です。

「ごめんなさい……」と隣でメソメソ泣き続けるAさん。当然ですが、同情の余地はありませんでした。結局Aさん夫婦は離婚し、旦那さんがBくんの親権を得たそうです。

子供を他人に預けて不倫だなんて、普通の価値観では考えられませんよね。愛は盲目といいますが、理性を失ったママ友の行動は本当に恐ろしいと感じました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる