学生の将来を広げてくれる奨学金制度。知人のA子は奨学金で進学しましたが、ママ友のK子から貧乏人だと笑われてしまいました。K子から見下されたA子を救ったのは、別のママ友の【ある一言】。今回は知人のA子から聞いたエピソードをご紹介します。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

奨学金をバカにしていたのに、実は……

そんなA子に救世主が現れました。それは別のママ友・R美です。
A子が絡まれているときにR美がそっと近づいてきて、ボソリと次の言葉をささやきました。
「自分のお金を心配したら? K子も借金があるじゃない。リボ払いって怖いわよね〜」
R美のセリフを聞いたK子は顔に真っ赤にさせ、2人をギロッと睨みつけたあと、無言で立ち去りました。

何が起きたの!? と呆然としていたA子に、R美が「実はね……」と種明かしをしてくれました。
R美は偶然、K子夫妻のけんかを目撃したことがある、というのです。
けんかの原因は、K子の散財。K子は欲しいものがあるとリボ払いで無計画に買い物をしていて、夫から「リボ払いで無駄な買い物をするな! カードを取り上げるぞ!」と叱られていたそうなのです。

奨学金をバカにしていたのに、自分がリボ地獄に陥っていたとは。『身の丈にあってない贅沢』を望んでいたのは、K子のほうでした。
何か理由があって絡んできていたのかもしれませんが、見事なブーメランに、A子は呆れ果てたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子