学生の将来を広げてくれる奨学金制度。知人のA子は奨学金で進学しましたが、ママ友のK子から貧乏人だと笑われてしまいました。K子から見下されたA子を救ったのは、別のママ友の【ある一言】。今回は知人のA子から聞いたエピソードをご紹介します。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

「奨学金= 借金」なの?

A子がママ友たちと雑談をしていたときのこと。話の流れで「まだ奨学金の返済が残っているんだよね」と、自身が奨学金で進学したことを話しました。
A子は奨学金は進学の可能性を広げる手段の1つと考えていて、恥ずかしいことだと思っていませんでした。
ところが、ママ友のK子は「奨学金= 借金」という考えの持ち主で、A子のことを見下してきたのです。

「奨学金って、借金でしょ? 貧しい家庭だと大変ね」
K子はA子を蔑む言葉を投げてきたのです。

バカにしてくるママ友

貧乏人扱いされたA子はショックを受けましたが、言われっぱなしで引き下がることはできませんでした。
「確かにお金を借りて進学したけど……。でも奨学金のおかげで専門職に就けたし、ちゃんと返済してるから後悔はしてないよ」とK子に反論したのです。

ところがK子は「奨学金なんてきれいな表現をしてるけど、実態は学生ローンじゃない。子どもの学費を用意するのは、親の責任。子どもにローンを組ませる親になんてなりたくないわ」と、バカにした口調で主張してきます。
そして、「身の丈にあってない贅沢を望んじゃって」と、A子を鼻で笑ったのです。

ママ友からロックオンされた!?

「奨学金を借りただけで、そこまで言う!?」とドン引きしたA子。トラブルの気配を感じたため、K子となるべく関わらないことにしました。
ところが、何が気に障ったのか、K子に粘着されるようになったのです。

スーパーで遭遇すると「うわー、牛肉を買ってる。せめて見切り品を買ったら?」と、買い物かごをチェックして注意してきたり、新しい洋服を着たときに「そんな贅沢しないで、早く奨学金を返済しなさいよ」と、上から目線で説教してきたり。
A子が避けても、向こうからしつこく絡んでくるのです。