今回は友人から聞いた、ICカードの普及していない少し昔のお話をご紹介します。友人が市バスに乗っていてちょっとしたトラブルになってしまったのですが、今の時代なら状況は変わっていたのかな? と考えさせられる内容です。
運転手の反応にびっくり!
運転手さんは大きな舌打ちをしてこちらを見ると、「万札なんか使えないよ! 乗る前に確認するだろ普通! いいよ、もう降りろ!」とマイク越しに私を怒鳴ってきたんです。でもそれだと無賃乗車になってしまうと思い、なんとか話そうとしましたが取り合ってもらえず、「次の時に払えばいいよ! 早くしろ!」と降りるように促され、結局払えずそのまま降車しました。
公衆の面前で怒鳴られてしまったことがかなりショックで、しばらく引きずりました。
その後
翌日、同じ系統のバスに乗り、違う運転手さんでしたが軽く事情を説明して未払いの分も渡しました。
あの時、もちろん事前に小銭を用意してなかった自分が一番悪いですし、運転手さんも虫の居所が悪かったのかもしれませんが、マイク越しに大声で怒鳴られてしまい、とても観光をする気分ではなくなってしまうほど怖かったのを覚えています。現代であれば、ICカードを使って支払う選択肢もあったかと思いますが……。どうすればよかったのか、今でも悩んでしまいます。皆さんはどう思いますか?
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kato Rira